奥河内花一杯、見果てぬ夢 !!

小山田の桃河内長野市は、市域の70%を森林が占め、その結果「山青く、水清らかな地」が広がっている。
このような地に四季を通じて花が一杯あると、どれほど素晴らしいか。
幸いにも河内長野市は、小山田の桃や梨の花に始まり、桜(観心寺、金剛寺・寺ケ池)や笹百合(勝光寺)、紅葉(延命寺、観心寺、金剛寺)や南天(天見)など、今でも多くの花に恵まれている。
しかし欲を言えば、四季を通じて花があり、それを愛でる人たちにもっと訪れて欲しい。 そこに藤の花や紫陽花、あるいは石楠花や梅などがあればなお良い。
問題は、どこに植えるかであるが・・・。
藤の花は、5月、千早口から塞ノ神に到る道筋に少し見られるが、これを延命寺まで伸ばせないか。住吉神社にも似合いそう。琵琶湖の西の町では、藤を街路樹にしていた。市道は活用できないか。寺ケ池公園や赤峰に用地はないか等など、四季を通じて当市を訪れてもらうために、何をなすべきか。
夢は駆け巡るが簡単ではない。しかし「夢は、夢であってはならない」とも思う。

(野寄史郎)