語呂合わせは、愉しい!!

「愛してたと誘ひ込み、も寝る?」
オジサンにとって、青春が甦ってきたかと錯覚するようなスリリングな言葉。
パソコンでローマ字入力をしていると、この言葉を聞いてもピントこないが、日本語入力の人は、キーボードの左上から下段にかけての文字配列と気付くだろう。あるいは、
「妻子、イチゴを食うに、老後産後は、食うな」とか「産医師 異国に向こう、産後役無く、産婦 宮代に、虫散々 闇に鳴く」など、円周率を覚える語呂合わせがある。
因みにその円周率は、
「3.14 159265 358979 3238462 6433 83279」。
天野山金剛寺や延命寺には「求聞持堂」と呼ばれるお堂があり、修行僧は、ここに籠って記憶力を増強させたと聞く。
しかし凡人の我等、せめて「語呂合わせ」や「言葉遊び」でもしないと、多くのことを覚えられない。そして我々は、女児の手毬歌に見られるように昔からそのようなことをして、いろいろなことを覚えてきた。
そして今、観光のボランティア活動をする上で、覚えなくてはならない年号が沢山ある。そこで、悩める我ら子羊のために、年代の記憶法などを伝授願えるとありがたいのだが・・・。

 (杉岡清和)