横山 豊著
『河内 烏帽子形城』
楽しく読めて、城跡の理解も深まる
新しいガイドブックの登場!!
グラビアで見る遺構の数々
城跡の縄張図、鳥瞰図の掲載
城跡遺構の解説
城史の解りやすい解説
A5版 55ページ 定価 420円
※ 河内長野市内の書店にて販売中
烏帽子形城(大阪府河内長野市喜多町)は、平成24年(2012)1月、国の史跡に指定された。大阪府下で中世の山城が国史跡に指定されるのは、昭和9年以来、実に78年ぶりである。この指定により、河内長野市内での国の史跡は、天野山金剛寺境内と観心寺境内(いずれも昭和9年に指定)についで三件目となる。
当城は、日本史にたびたび登場し、その歴史を考える上で特に貴重な遺構であり、またその城郭構造は中世から近世に移る過渡期のもので、しかもその遺存状態は極めて良く、学術的に貴重であると評価され、史跡に指定されたと推察される。
国指定の史跡では、地域全体が指定の対象になっており、そのため、その史跡の中に国宝や重要文化財がしばしば存在している。この烏帽子形城跡でも、同地域内には、国の重要文化財である烏帽子形八幡神社が鎮座している。 当城が国の史跡に指定されたことは、今後も保護されるべき貴重な史跡であることを物語っている。
(書籍内容)
1、城跡の概要
(1)概要
(2)戦略的立地
(3)周辺の城郭との配置関係
2、縄張とその遺構
3、瓦葺礎石建物
4、遺構とその歴史的価値
(1)城郭遺構
(2)織豊系城郭との比較
(3)文献に登場
5、城史
(1)源行家と長野城
(2)楠公築城伝承
(3)寺社の遺物が語るもの
(4)『名所図会』に描かれしもの
(5)畠山氏のお家騒動
(6)烏帽子形衆
(7)その後の烏帽子形城
(8)キリシタン城主とその町
(9)秀吉の改修命令
6、ゆかりの人たち
(1)畠山義深
(2)岩佐又兵衛
7、烏帽子形城の城跡観
以上
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